きみみたいにきれいな女の子

★「華麗なる一族」、やっと原作で読んだところに追いついてきました。先がわかると緊張感がなくなるので原作読むの「中巻」で止めてます。それにしても長谷川京子、予告編で「私は万俵鉄平の妻です!」って言いすぎじゃね? もう予告編だけで三回以上言ってると思うんだけど、予告で言っといて本編で言わなかった回もあったと思うな。予告編だけでしか言ってない、思わせぶりなセリフというのが他にもあった気がするので、もしかすると予告編用にセリフだけ別録りしてるのかもしれません。話が進むにつれて銀平(山本さん)が好きになるなー。

 あと、次回はついに原作を読んで楽しみにしていた美馬(仲村さん)と相子(鈴木さん)のドッキドキ接近シーンがあるようで楽しみです。強気で閨閥をひろげるためなら何でもやる相子ですが、しょせん立場は愛人だもんな〜。しかも頭取(北大路さん)、要求するのはセックスと仕事だけで、なんか愛情表現薄いもんな。そりゃ不安にもなるよね〜。と、愛人に対して感情移入が激しい私にはたまらんシーンになりそうです。


★しばらくの間、身の程知らずにビヨンセに憧れていた姉ちゃんですが、最近はちょっと前のソフトバンクのCMのキャメロン・ディアスに憧れて、彼女が着ていた白い服と青いプラスチックのバングルに似ているものを探したりしているのは内緒です(ベルトも探してる。バングルは買った)。もちろんそれでどっこも似てはこないのは承知の上ですが、姉ちゃんもあんな風に、ニコニコ笑って歩きたいのです。電話でのデートのお誘い(だよね? あれ)に脚をピタッ! とそろえて、のびあがるようにして喜びたい、のです! あんな風に毎日をいきいきと弾むように生きられたらどんなにいいだろう。


★えーと、吉田アミさんからトラックバックをいただいてしまいました(http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20070222)。そしてさりげなく「エロの敵」(安田理央雨宮まみ著)の宣伝までしてもらってる……。ありがとうございます。ちなみに発売後すでに5ヶ月近くが経過した今でも、「エロの敵」を面陳し続けてくださっている、新宿ルミネ1ブックファーストの店員さん、本当にありがとうございます! 欲しいなと思っている方がいらっしゃいましたら、ブックファーストへどうぞ。文芸書コーナーと雑誌コーナ−の境目ぐらいのところにあります。新宿ブックファーストは雨宮がもっともよく行く書店ですので、買ってくださったときにもし雨宮が書店内におりましたら厚くお礼を言わせていただきます。見えなくなるまで頭を下げてお見送りいたします(もしくは手を振ります)。


 そして吉田アミさんは自分の魅力にまったく気がついていないようですが、姉ちゃんの妄想の中ではすでに雨宮マミオ(男・姉ちゃんの分身)が吉田アミと相思相愛になっておつきあいを開始し、俺がつい出来心で浮気したのがバレて「べっ、別に気にしてないんだからっ。そもそもあんたのことなんて全然好きじゃないし!」と言った瞬間ボロボロッ! とアミちゃんの目(さりげなくアミちゃん呼ばわり)から大粒の涙がこぼれ落ちてそのまま走り去られてしまって、マミオはそのあまりのかわいさに自分のしたことを死ぬほど猛省し、ちんこに「吉田アミ」という入れ墨を入れるところまで話が進んで、います! 引け! 引くなら引け! 湘南海岸から海に腰まで浸かってこれ以上後じさったら太平洋泳いで渡ってアメリカ西海岸にたどり着くしかないってところまで引くがいいさ! ……えーとでも、吉田さんにはあやまります。ごめんなさい。萌えてばかりいないで現実の、ほんものの吉田さんをちゃんと見つめることを約束しますが、現実の吉田さんがかわいすぎるのがいけないと思います! ってかキモくてすいません……。本当に……。いくつになっても、片思いってキモくて、そしてつらいよね!

 ま、そんな感じで吉田アミさんという燃料で俺の萌えはどこまでも加速できるわけですが、あの、ホントにこれ別に嫌がらせではなくてですね、なぜ吉田さんが好きなのかをちょっと冷静に分析したみたんですけど、姉ちゃん少し前までは、自分が男だったらエビちゃんみたいな女の脚をがばっと開かせてさんざんに××して高慢チキそうな顔に××をドバッとアレしてやりたいとか思ってたんですよ。自分が男だったら、世間の男がみんな憧れているような、一般的な「いい女」(それがエビちゃんかどうかは別としますが、とりあえず仮にね)とつきあいたいと思ってたし、セックスしたいと思ってたし、それが「かっこいい男」のやることなんだと思ってたわけです。私は、もし自分が男だったらかっこよくてモテて、みんなに憧れられる男になりたいから(うう……なんか劣等感が透けて見えて哀れな感じだな〜。自分で書いてて涙を誘うぜよ)「誰もがうらやむイイ女」をこますのが男の幸せだと、まー信じていたわけです。

 でもその思想って、たぶんすごく、童貞的なものだったのだと思う。「エビちゃんみたいな女とつきあいたい」って、自慢したいだけだもんな。「ルックスがエロい感じの女とセックスしたい」っていうのはまた……そのね、性欲部分ではもちろんあるんですけど、たぶんこれ、初恋なんですよ。女を好きになるっていうのは、エビちゃん的な女をオトすとかそういうことじゃなかったのかもしれない、って初めてここに来て目が覚めてるわけです。エビちゃんと吉田さんに同時に「今度の日曜、ウチ来ない?」って言われたら(吉田さんは「今度の日曜ヒマだからウチ来てもいいわよ。べっ、別に忙しかったら来なくてもいいし! 来て欲しいとかそういうんじゃないんだから、勘違いしないでよねっ!」って言う。ツンデレだからな!)吉田さんち行くよな〜って思っちゃうし、それが「エビちゃんには手が届かないから、手近な吉田さんに恋をしてる」んじゃなくて、「吉田さんがいいからエビちゃんのことなんてもはやどうでもいい」っていう状態なわけで、はーなるほど、これが恋というやつか……。と、いくら男部分がつっぱしっていても、私は女だからちょっと冷静に考えたりしているわけですが、「エビちゃんとつきあえたら気分いいだろうな〜」じゃなくて、「吉田さんとつきあったら幸せだろうな〜」と思ってる。エビちゃんのことは「征服したい」けど、吉田さんのことは「一生大事にしたい(ぜったい浮気なんかしない! するわけないじゃん! この幸せを守りたいYO!)」と思ってるんですね。エビちゃんと三日三晩ロケの合間を盗んでセックスしまくるよりも、吉田さんのほっぺをつつきながらマンガを読んでるほうが幸せだと思うんですよ! ま、私の中で吉田さんはすごくアレンジされてキャラクター化されていると思われるので、これが本物の恋なのかどうかはわかりませんが、恋は人をおかしくさせるということだけは、よい子のみなさんにもわかっていただけたことかと思いますね!