お知らせ

★お知らせです。現在発売中「ビデオメイトDX」(コアマガジン)で、D-1に初参戦した[JO]Style監督のインタビューを書かせていただいております。よろしくどうぞ。


 で、インタビューを読んでいただければわかることなのですが、姉ちゃん、今年なんとD-1に参戦するハメになってしまいました……。(D-1というのは、ドグマというAVメーカーが毎年主催しているイベントで今年が三回目。監督がオーディションで女優を選び、同じ予算・同じ期間内で作品を作り、9月から12月の三ヶ月間の売り上げと審査員ポイントをもとに順位を決めるというものです。今年の詳細はこちら→http://www.dogma.co.jp/htmls/d-1/) 参戦といっても女優でもなければ監督でもないです。姉ちゃんのできることといったら、そう、脚本で参加しているのです。それも憧れの[JO]style監督のな! ファンとしては自分が書くよりJOさんの書いた脚本のほうが嬉しい気もするんですけど、まぁなんというか、すごいツボなプロットを渡されてしまってですね、大役にびびりつつもそのプロットを他の人に渡すことが考えられなくなってしまったんですね。「これは自分のことじゃないか! なぜ知ってるんだ? そんなしゃべったこともないのに!」という部分が、プロットの中にあったんです。


 インタビューで「TOHJIROさんからもらった製作費300万はドブに捨ててやろうと思う」と言い切り、記者会見でも「ユーザーが今一番求めてないことをやろうかなと思ってます」と言ったJO監督。楽しみすぎてついていくしかないじゃないですか。AVの脚本なんてロクに書いたことない姉ちゃんに脚本依頼をしてくれたこともドブ捨ての一環かもしれませんが(……)、信じられないくらい嬉しい出来事でありました。


 撮影現場には行きましたし、もうすぐドグマの公式サイト内で私の書いた現場ルポもアップされると思います。完成作品はまだ観ていませんが、ひとえに楽しみです。リリース前になったらまたお知らせしますので、よろしくお願いします。自分が脚本を書いたから、じゃなくて、私の脚本の力なんていうのは本当に微々たるもので(監督のプロットがすごかったのです)、出演女優の伊藤あずささんと佐伯奈々さん、そしてJO監督、縄師の奈加さん、スタッフの皆さんのすごさを目撃した者としては、やっぱりそれを「観てほしい」と思ってしまうのです。っていうか自分がJOさんとこの脚本を書いたなんてキャー! みたいな感じで照れすぎてどう言ったらいいのかわからないというのが本音です! まいったなぁ。


 今回のD-1は、前回物議を醸したビーバップ・みのる監督や初参戦の伊藤雅也監督、アロマ企画の鷲本ひろし監督、そして加藤鷹監督(!)、などなど面白そうなメンツが揃っていて、今から作品が楽しみです。今回は冒険作というか、撮りたいものを撮るという姿勢の監督が多いのも楽しみな要素ですね。発売は9月! 心して待ちましょう。


★もうひとつお知らせです。7月27〜29日の三日間、幕張メッセで行われる「ADULT TREASURE EXPO 2007」(http://www.adultexpo.jp/main.html)に出演します。まだサイトには私の名前は載ってないですが、妄想ではない……と思います(弱気)。


 出番は初日の27日、午後2時からです(約50分の予定)。しゃべります。アダルトなことに関するさまざまなことがらをしゃべります。演目はまだ決めてませんが、AV業界・エロ本業界で働く女性の実情についてとか、話そうかなと考え中です。この日はクレイジーケンバンドも出るそうなので、ファンの皆さんはついでに昼間チラッとこっちものぞいてくれると嬉しいです。前売り券はすでに発売中です。このイベントは日本初のSEXPOということで、どんな感じになっているものやらフタを開けてみないことには私にもまったく想像がつかないのですが、おそらくAV女優のみなさんとかも出ますよね……? このへんもまだ情報が開示されていないのでわからないんですが、いくつかのAVメーカーは出展するそうなので、期待したいところです。


 白昼堂々おとなのオモチャを眺めて回ったり、ビデオメーカーのブースを見たりできるいい機会ですので、エッチなお祭りに興味のある方はぜひいらして下さい。


★はやく仕事を全部終えて古野まほろの二冊目のやつを読みたくてたまらない……。古野まほろ講談社ノベルズで京極夏彦クラスのぶ厚さを誇るので、読み出すと徹夜必至なのでなかなか手をつけられないのです。古野まほろについては、賛否両論ありそうだしツッコミどころも多々ありそうだけど私は今のところ全面的に支持する方向であります! 「受け付けない」「読めない」って人もいるだろうなぁ(「難しい」という意味ではなくね)。でも私は「好き」! ですよ。ミステリとして、かつ、童貞喪失物語として、かつ、劣等感にまみれた青春小説として、たまらないです。


 「本読むだけで行きていければいいなー」と友達に言ったら、「それで月100万円ぐらいもらえるといいよねー」と返されました。私も友達も月収100万未満……。どうしたらそんな女王的な発想ができるのだ!? いい友達です。確かに100万円ほしいし。