★メンズサイゾーにマンガ評第二回『バーサス!』(和田依子講談社)掲載されてます。
http://www.menscyzo.com/2009/06/post_97.html

 これ、いい本です。ぜひ!


★夜10:35の回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観て、比喩ではなく本当に震えながら嗚咽して号泣したので、次の深夜1:05の回も観ました。こんなに泣いたのは『ミルク』以来(近っ!)で、まぁよく泣くんですが、ちょっと今回は特別で、となりの席まで震えが伝わりそうなほど泣きました。音のでかい劇場でよかった。ハンカチで口押さえても声出てたから。


 最初は、物語じゃなく、映像のすごさに震えて感動したんです。そこに物語がかぶさってきて、一体になって、そこからはもう映画を観ているとかアニメを観ているとかいう感覚はなくて、ただものすごい怪物を観ているような感覚になりました。スタッフロールが流れるその間ずっと震えと涙が止まらなかった。


 なにも知らないで観るのがいちばんだと思うので、内容は書きませんが、私はテレビシリーズでは加持に欲情してるだけで、好きなキャラなんてほかにいなかったし、新劇場版の序ではミサトのことがとても好きになったけれど、今回は、すべてのキャラクターを本当に好きになり、はじめていろいろなことがわかった気持ちになり、自分の中で、謎解きやなんかじゃなく、この作品がものすごく大事なものになってしまいました。


 伝説になるものを、伝説ではなく、直にただ感動として受け取れるのは幸せなことですね。1976年に生まれて損したと思ったことなんて、一度もありません。完結するまでぜったい生きる!