AVファッション研究

★実家で日曜から分割して大そうじをするというので、姉ちゃんも今日「小そうじ」をしてみました(※小そうじとは……そこまで大掛かりなことはやらないが、普段やらないけど気になってるような箇所をきれいにすること。服や机の整理などもすると、気分的にはかなり「大そうじ」に近い感じに)。はいつくばって床をふいたりしていたらくたびれたので、お風呂に入ってやすみます。

★服の整理で思い出したのですが、今『プラダを着た悪魔』をやってますね。
 姉ちゃんこういう映画大好き(ぜんぜん違いますが『コヨーテ・アグリー』とか。あかぬけない女が努力によってキレイになり、仕事も恋も大成功! みたいなやつ。書いててあまりにも自分の願望があらわれすぎているような気がして恥ずかしくなってきました)なので、初日にカップルで混み合うヴァージンシネマ六本木ヒルズに勇敢に一人で行って観たんですが、観てるとシャネルが欲しくなる映画でした。そしてちょっと恋愛関係ですごい納得いかない結末が……。ちょっと、興味ある人は観てみてほしいです。そして「なんであの男と!?」という問題について語り合いたいです。

 『プラダを着た悪魔』の、メリル・ストリープ演じるファッション誌の編集長のモデルは、アメリカン・ヴォーグの編集長であるアナ・ウインターだとも言われていて(作者は否定してるらしいですが)、映画には出てきませんがこのアナ・ウインターさんがすごいんですよ。確か去年の冬のパリコレクションでの、編集者ファッション・チェックに載っていたのですが、6つぐらいのコレクションに着てあらわれた服が、ドレス2点、コート2点、靴3点、アクセサリー2点の着回しで、それが他のどんな雑誌の(いっぱい服を持っていて、いっぱい着替えている)編集者よりもバリッとしてる。ブロンドのボブヘアは二週間に一度決まったヘアサロンで必ずカットしているとか、肌のために早く寝るのでパーティーには出席しても15分以内に帰るとか、いろんな伝説のある人です。確かアナさんもプラダのドレスを着ていたような。

 ちなみに姉ちゃんは貧乳のくせに下着が好きで、AV観るときも下着はけっこう見てしまうのですが、5つぐらい場面があって全部ピーチジョンだったりすると「手抜いてる」って感じがしてけっこうイヤです。まぁ、そんなこと誰も思ってないと思うけど……。一度すごいかわいい下着が出てきて、知らないメーカーのものだったのでロゴの英字をメモっていたら、大阪で発見して即買いしたこともありました。一番驚いたのは、鈴木杏里さんのビデオでジョン・ガリアーノの下着が出てきたことです。あれ良かったなぁ……。総レースでシースルーの、おっぱい大きい人しか似合わないやつでしたねぇ……(遠い目)。

 でも、AVの衣装ってけっこう見ていると参考になるというか、直球で男の欲情をそそるための服装ですから、モテファッションを研究している人にはおすすめかもしれません。その女優さんのカラダをキレイにやらしく見せる服が選ばれているので、ジャンルで言うと自分と同じ系の女優さんとか、体型が似た女優さんが似合っててエロい服装をマネするといいんじゃないでしょうか。女性誌のモテファッションよりも男目線に近いからイケると思うんですけどねー。買い物するときって「服が」カワイイ! っていうので見てしまいがちですけど、AV観てると「服が」カワイイだけで着てみるとあんまり、とか、服自体は別にそんなカワイイもんじゃなくても着てみるとすごいアガる、とかいうのがハッキリして面白いです。

 しかも、ガリアーノの下着は別として、普通はそんなに衣装に贅沢できない(そんなに予算ないことが多い)から、たいてい安いところで調達していたりするので、まぁファッション誌よりは全然手届きますよ。変な服もあるけど、多少コーディネイトが変でもかわいく見えるようにはなってるし。けど真に受けてストレートにマネしちゃうと「これいつ着るんだよ」っていう大胆すぎる服とか下着とかがクローゼットにたまっていくかもしれません。プレミアムとか、ほぼカタログとしてしか見ていないような。プレステージもすごい服見ちゃうなぁ。デジタルアークの下着も……(すごいエグくてやらしい)。まぁ、衣装ですから実物見ると素材がチャチだったりするのもよくありますが、リアルクローズのご参考にどうぞ。