アフター名古屋

★自然体風の小泉今日子がキライな雨宮です。多くの敵を作りそうな発言ですがそれでもかまわない！　ピーコさんの名言に「アタシ悪口なんか言ってないわよ！　キライだからキライ！　って言ってるだけ！」というのがありますが、アタシも悪口なんか言ってません！　キライだからキライって言ってるだけ！　いや、たぶんいい人なんでしょうけどね……（←いいかげんなフォロー）。

★あとどうでもいい話ですけど「100円あったらマック行こう！」っていうCMが時代の流れに合ってない感じがして気になります。昼食の数百円を節約するために弁当作って、水筒持ち歩く人が増えててどっちかっていうと「その100円ためといたらけっこうなお金になるよ。それなんか別のことに使ったほうがよくない？」ってムードじゃないですか？　今、食事としてマックって「安く」ないって思ってる人、多いんじゃないのかなー。

★名古屋の溺死ジャーナルリリースパーティーが最高に楽しすぎて、からだは東京に戻っていても心はKDハポンに置き忘れたままみたいな状態になってます……。ご出演のみなさん全員に「自分はステージに上がる人間だ！」という堂々たる意志と内容があって、そんなん当たり前なんでしょうけど、ほんと好きなジャンルとか音の好き嫌いにかかわらず魅せられて最初から最後まで楽しめたあの夜はちょっとミラクルでした。そんな場所で初めてのDJなどやらせてもらって最高のDJデビューでございました。聴いてくださったみなさんありがとうございました。溺死ジャーナル、本のほうも発売中ですので、そちらも（すごいです！）お楽しみくださいませ。

★そして名古屋は栄に泊まってたんですが、起きて道路を横断するとそこには延々続くファッションビル地獄が！　三越に始まり、LACHICというルミネとミッドタウンを足して広さを二倍にしたようなオシャレビル、それを越えてもOPAQUE、松阪屋、とどめにパルコ！　裏道に逃げたら超キュートな店がある……。あそこまた行きたいな〜。ま、そういうお店らで20万の服が10万になってるのとか見たりして、そういうんじゃなくて普段着そうな服を探して取捨選択しているときに「これは私の感じじゃないな」「これも違う。ラブリーすぎ」「こういう形は着ないって決めてるんだよね」「かわいいけどこれすぐ飽きそう」とかいう自分の心の中の声がうざったくてイヤんなってきて「なんかそうやって自分のスタイルみたいなのちゃんと作ろうとか思ってんのかもしんないけどさー、それってつまんなくね？　賢いクローゼットとか考えてるかもしんないけど、それただ退屈なクローゼットなんじゃないの？　だいたいあんたホントに好きな服ってなんなの？　使える服とかって基準で服選んでんじゃねーよ！　服装なんて自由だろ！　自由！　快感！　好きな服あんなら好きなの変えよ！　三十路だからってミニ買うのに腰ひけてんじゃねーよ！（なまなましい本音）」って自分の中のオルターイーゴが暴れはじめてですね、思わずPerfumeあーちゃん似の店員さんからまだ思いっきり定価の春物を試着即買いし、念願のコメダ珈琲でシロノワール食べて帰りました……（すごいおいしかったです）。ホントはドレステリアにあった７万ぐらいのレザーのジャケット（これも春物。もちろん定価だ！）もほしかったです。レザーも普段は買わない素材。あたらしい服を着るだけで、あたらしい自分になれるような気がするのはなぜでしょうね。あたらしい自分になるために７万どーするか考えちゃいましたよ。なんか「変わりたい」気分なんだろうな〜。新年だし、あたらしい出来事が始まっていく予感がして、楽しくてついつい。

　しかし今、家計簿を見て深く反省したよ……。今月、ひさしぶりの暴れ月です。これに７万を足したら……もうカタギの服飾費じゃなくなるYO！　なんか前に服のバカ買いをやめよう的な文章書いてなかったか、俺よ。なんだかダイエットしても３ヶ月後にはみごとにリバウンドを繰り返す人のようで笑えます。いや笑えないけど笑うよ！　アハハハハ……。