昨年度をふりかえってみた

★先日、確定申告の際に領収書をいるものといらないものに分けたり、整理していましたところ、ひとつ「これ、何買ったんだっけ?」というものがありました。


 どうやら洋服のようなんだが、こんな値段のをこの時期に買ったっけ……? 忘れるほど服持ってるわけでもないのですが思い出せません。


 そういえば去年から、服やアクセサリー、コスメなどの自分の趣味的な買い物については、買ったものをノートにつけてたんだった、と思い出してめくってみるとそのレシートの正体はわかったのですが、ついでに去年の買い物をじっくり見直してしまいました。自分、去年何買ったんだ?


 そしたらですね、海外ではあばれ買いをしていても(でもあばれてもそこそこの値段のは一点二点で、あとはH&Mとか日本で買えよ〜と言いたくなるような買い物)、あとは通販とかお安いものが多いこと多いこと。去年、高い服買ったのってほんと数えるほどで、どっちかというとアクセサリーとか旅費とかライブ行ったりとかにお金使ってて、服、安いのが多いんですよ。


 それも「こういうの着たことないから、着てみたいんだけど失敗するとやだなー。お試し価格の安いの買っちゃえ!」みたいな買い物が通販およびH&Mでは多く、その冒険には失敗も成功もあってなかなか楽しかったりはしたんですが(お気に入りになってる服も多いです)、それってどっちかというと「今まで自分のキャラじゃないと思ってた服を着てみる」みたいなことだったんですよね。


 それはそれで思わぬ発見があって面白いし、そういう服に合わせて普段手を出したことのないアクセサリーとかをつけてみたりするのも楽しかったりするんですが、冒険ってそういうものだけじゃないとふと思ったわけです。


 たとえば、好きだけど普段買うにはちょっと高い、しかもそれ買ってうまく他の服と合わせたり、着こなしたりできるか微妙に不安。だけどあの服は私が目指す素敵な女性のイメージそのもの! みたいな服に思い切って「これください!」と手を出すのも冒険だと思うんですよ。ま、そう言って昨日ちょっと自分にとってはお高めの服を買っちゃったことを正当化しようとしてるフシがないでもないですが、映画や昔見たファッション誌のグラビアに載ってて忘れられずずっと印象に残ってる服のイメージそのまんま! みたいなのが目の前にあったら、多少普段着にはアレだとしても、うまく着れるか自信なくても「ぜったい着てやる!」という気合いのもとに買ってしまうという冒険もあるのではないかと。


 なんか、そういうのをやってなくて、そういうのに飢えてたんだな……とちょっと思ってしまいました。高い安いは関係ないかも。「これ自分でも着れるかも」「これ使えそう」みたいな選び方じゃなく、自分のイメージを追って服を探す、っていう丁寧な選び方をしてなかったのかな、と思ってしまった。流行ってるのとかで「これやってみたい! これぐらいの感じならアリかなぁ」みたいな楽しみかたは去年めいっぱいした感がありますので、今年は自分の憧れてる感じのお洋服を探す道のりを歩いてみようかなーと思いつつあります。が、すでに通販サイトでTシャツを一枚、カーディガンを一枚ブックマークしている俺よ……。それ買うんか、どうすんだ!? 例によってお値段は非常に安いです……。今年は服に合わせて髪型をアレンジしたりとか、帽子をかぶったりとかできる人になりたいです。こ、これだけはがんばってみる!