「Pheromone(フェロモン)」

(青木達也監督 ソフト・オン・デマンド 2004年6月発売)https://ec.sod.co.jp/ec/SakuhinSearch?searchJoyu=1139(個々の作品にリンクできないみたいなので、夏目ナナ作品のリストを張っておきます。以下の作品もここに載っています)
 姉ちゃんが最初に見たのは、「Pheromone」という作品です。これは南の島でイメージビデオ風に撮られた作品なのですが、セックスもある。何回もある。姉ちゃんは「イメージビデオ風の作品」なんて、普段は好きじゃありません。南の島ではしゃぐ場面なんて、チラッと見えた瞬間早送りしたくなります。が、これはそうじゃなかった。夏目ナナという女優さんは、そんじょそこらのイメージビデオよりよっぽどゴージャスな絵ヅラをしてらっしゃるのです。撮ってる側の技量もあると思いますが(監督さんはハメ撮りの達人、青木達也さんです)、水着やエロい衣装で動いているだけで、こちらの妄想を喚起させるものがある。しょぼい女に思わせぶりな態度でチラリズムされるとムカムカきますが、これはただもやーっとした気持ちでチラの有難味を甘受できるんです。全然、早送りしたい気持ちになりません。むしろずっと見ていたい。で、そんなイメージシーンで楽しんでいると、セックスが始まったりするもんだからこっちは「え? いいの? そんなことしていいの?」って気分になる。夏目ナナの顔を見ていただければわかると思うけど、こんな美形、普通脱いでくれないです。脱いでくれても、まさか本番してくれない。そんなのが脱いで、本番して、惜しげもなくイキまくっていることの「出し惜しみのなさ」に驚くし、好感が持てるんです。