★本日配信のメールマガジン「週間ビジスタニュース」に原稿を書きました。
http://www.sbcr.jp/bisista/mail/

 メルマガを購読していない人でも、次号が配信されればバックナンバーから読めるようになります。『華麗なる一族』の北大路欣也の大胆ベッドシーンについて書いております。「3P」とか「乳首」とかいう言葉が華麗に乱れ飛ぶ原稿となりました。

 『華麗なる一族』の脚本は、原作の山崎豊子さんと相談し、「原作では大介(北大路欣也)が主役のようなものだけど、今なら鉄平(キムタク)の仕事に対する熱い理想や情熱を描いた方が、現代の人たちの共感を得られるのではないか」ということで鉄平を主役に据えたという話を何かで読んだんですが、見ているとなんだかあんまりそうは思えないんですね。

 理想だけで突っ走って悲惨な状況に陥っている鉄平と、会社を守るためどんな汚い手でも使う大介を見ていると、鉄平の「高炉は絶対に諦めない!」という言葉にあまり説得力が感じられないんです。憎まれ、嫌われ、恨まれることを引き受けながら会社を存続させようとする大介の方が、リーダーとしては正しい部分もあるんじゃないかという気もしてくる。大介が追いつめられていく過程の方が、鉄平が追いつめられていく過程よりも、ずっと複雑で面白いし、リアルなんです。理想論だけで突っ走れる状況なんて、今はなかなかないし、それよりはいろんなものの板挟みになって自分の手を汚す大介の方に、今のビジネスマンは共感するんじゃないのかなーなんて思ったりしたんですが、私もビジスタニュースには3Pのことよりこういうことを書いた方が良かったんじゃないか。


★週間文春BUSINESSの矢沢永吉インタビューのキャッチコピー「勝ち組? セレブ? アイ・ドンノー」にちょっと衝撃を受けました。この表記方法で行くと俺のハートは「ゲッノー・サティスファイ」ですかね。なかなか気分が出ていいような気もします。「ソフトーン・デマンド」とかもかわいいですね。「ディージェー・キャオリ」とか。これはちょっと言葉の分類が違うような……。


★セレブで思い出したのですが、昨日友達に「あー本出たんだよね? 『セレブ・ガールズ』だっけ?」と言われました。ち、違うよ! 勝ち組もセレブもアイ・ドンノーな私がそんな本に書かせてもらえるわけないよ!

 ちなみに『セレブ・ガールズ』は、こちらです→(18禁です)http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000MV7ZLO/ref=sr_1_1/250-4732644-7225816?ie=UTF8&redirect=true&s=books&qid=1173242440&sr=8-1

 特集は「おま○こ格差社会到来!」全文引用したいくらいそそられる商品説明(リンク先の下の方に書いてあります)なんですが、エロに免疫のない人が読むとビックリしてしまいそうなのでいちおう控えておきますね。気になる方はリンク先をどうぞ!


 正解は『リビドー・ガールズ』なのですが、『リビドー・ガールズ』ってなんかユニット名みたいですね。妙齢戦隊リビドー・ガールズ。キメ台詞は「こんな私でも、いいの?」。得意技は据え膳。そんな爽快感のない戦隊はいやだなぁ。

 ちなみにリビドー・ガールズに執筆している方の中で、お会いしたことのない方も何人かいらっしゃるのですが(だから妙齢じゃない人もいると思います)、金巻ともこさんはタイトルから察するにもしかして語シスコ先生がお好きなのでは、と思ってちょっとドキドキしてます。違ってたらごめんなさい。お目にかかれる日を楽しみにしております! 


リビドー・ガールズ―女子とエロ

リビドー・ガールズ―女子とエロ