『エクス・ポ』&『R18 LOVE CINEMA SHOWCASE』

mamiamamiya2008-02-29

★『エクス・ポ』二号、発売になりました。HEADZのオンラインショップで先行発売中です。

エクス・ポ日記→http://expoexpo.exblog.jp/7362466/
HEADZオンラインショップ→http://headz.cart.fc2.com/ca44/203/p-r44-s/?fcs27=2d635a80eb8d4fefe40730667f561aca


 私は『アミ&まみのお悩み相談室』で、吉田アミつんとともに悩める若人のお悩みの相談にのっております。そのうち恋のお悩みとかの相談にものってみたいです。今まで読み漁ったモテ本から得た膨大な知識を総動員して答えるからさ!


 前号のときに『エクス・ポ』が本屋に並んでるのを見たんですが、「この本は見本をお出しできません」(※『エクス・ポ』は本がまるごと封筒に入った状態で封をされて売られている)とポップに書いてあるのを見て、くやしかったですねー。だってこれ、エロ本の袋とじの発想じゃん。なんでエロ本でこれやらなかったんだろう。なんで佐々木さんにもってかれてんだ。くそー。老獪なやつめ(うそです尊敬してます)。そして面白いぞ! 私が楽しみにしている連載は、中原昌也日記と、仲俣×トヨザキ社長×佐々木鼎談(前回読んでまんまと『犬身』『私の男』読まされちゃいましたよ……)、そして栗原さんの新連載です。あと半ば電波という噂のある誌面のデザインが非常に楽しみです(うそです。とても美しいデザインだと思います)。フルカラー16ページに23コンテンツ入れろ(しかもどれもけっこう長文&写真アリ)って言われたら発狂しそう……。


★いよいよ明日より、女性も安心して観られるピンク映画傑作選(という解釈でいいのかな?)『R18 LOVE CINEMA SHOWCASE vol.4』始まります。

詳しくは→http://www.spopro.net/r18/vol04.htm

 場所はポレポレ東中野という映画館で、なじみのない方の中には「それってピンク映画専門の映画館?」と勘違いされる方もおられるかもしれませんが、一般の映画館です。常日頃から独自のセレクトで名作を上映し続けている映画館でもあります。東中野の駅から近く、ホームから見えます。駅からは一本道で迷いようがありません。館内にはビン入りのバヤリースとかジンジャーエールとかちょっとおいしい飲み物もありますし、何よりとてもこぎれいで、スタッフの方も親切です。


 主催者の直井さんによると、女性のお客様が毎度毎度かなりいらっしゃるそうなので、なにくわぬ顔でお来しいただいてぜんぜん大丈夫そうです。おひとりでも怖がらずどうぞ。会場で小冊子『spotted701』も販売しております。私も書いて(&対談して)ますので、よろしくお願いします。


★最近、『エクス・ポ』、『spotted701』、『nu』、『溺死ジャーナル』などなど、小さな規模で雑誌(個人誌、同人誌)を作っている人が周りにいて、面白いです。まだ入手していないのですが、仲俣暁生さんも『路字』を創刊されてますね。


 『性職者たち』という本の中で、米原康正さんがインタビューに応えて「ネットが出てきたから本が売れないとか、バカみたいなこと言うな」みたいなこと(かなりうろ覚えですみません)を言っていて、米原康正最高! と、今まで何度思ったかわからない賛辞を心の中で繰り返しながら「Y.YONEHARA」と書かれた真っ赤なバスタオルをバッと空中に放り投げた俺ですが、今の感じは、面白くなってきたぞーと思います。


 好きでやってる人が、好きにやっている本というのは、そりゃもう雑誌好きにはたまらないものがあるわけで、こんなん、好きに決まってますよ。もしかしたら、もう、すでに「雑誌を今まで一度も面白いと感じたことがない」という世代が出現しているかもしれませんが、そういう方も、一度こういう雑誌を手に取ってみてほしいです。今、すぐ目の前で、面白いことが起こっているよ。手を伸ばせばすぐそこに刺激的な何かがある。ワンランク上の刺激をお求めの貴方に、というのは確か『スナイパーEVE』のキャッチコピーだったかしら。私が百匹ぐらい釣れそうなコピーですね。雑誌が、かぎりなく純粋な意味での「表現の場」として、戻ってきそうな感じすらしています。あなたも一冊、どうぞ。