★これ↓
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20080822

俺じゃないからね! ぜったい! 天然記念物のアミつんをこんな目に遭わせるなんてしんじらんないよ! 国は何をやってるんだ! 税金返せ! アミつんの保護のための国家予算組め! 頼むよ〜ポリスたち! 「あなたがかわいすぎるのがいけないんじゃないですか?」とか言ってほっとくのやめてよ〜、もう! いくら小悪魔(小悪魔? なにかもっと違ういきもののような……)オーラだだ漏れだからって一般市民なんだからちゃんとしてよね!


大内順子『たたかわない生き方』(イースト・プレス)読みました。いろいろ深く反省した。もうたたかわないYO! 


宇野千代『幸福を知る才能』(集英社文庫)読みました。宇野千代の化粧法と私が以前やってた化粧法が同じでビックリした! それは「ファンデを塗ってから10分ほど寝る」こと。まじでしっとり落ち着きます。今はファンデ塗らないけど、すべての準備がととのってから10分ほど寝ると、肌が疲れ気味のときでもいい感じになりますよ〜。


 そして同じ「恋多き女」でも、宇野千代はいい感じで、寂聴は「ちょっとキツいな」と思ってしまうのはなぜなのかと考えると、なんか「たたかわない」というキーワードと関係あるような気がする……。宇野千代って、「たたかわない」でしょう。基本世間が何を言おうとシカトして楽しく暮らしてる。寂聴はすこし「たたかってきた」雰囲気があるような。


 私は戦闘顔のようだし、まぁいろいろな戦闘の記録が顔に刻まれてると思いますが、名誉/不名誉にかかわらず、戦闘の記録なんて誇るものではないし、むしろ「たたかいを避ける」才能こそが、本当に誇るべきものなのではないかと思いました。「たたかいを避ける」というのは、馴れ合いで相手を懐柔するとか、そういうことではないよ。


★ついでに加賀まりこ『純情ババアになりました。』(講談社文庫)も読みました。これ、連載でとぎれとぎれに読んではいたけど、面白いよ! 


 私はある時期、夏木マリが好きで、彼女の容姿やムードに憧れてもいたのだけど、いつからか彼女を観ると、ちょっとした「息苦しさ」を感じるようになって、あまり好きでなくなってしまった。加賀まりこは、好きです。それは「肩の力が抜けているかどうか」に関係があるような気がするけど、これも難しいことだよね。加賀まりこだって、最初から肩の力が抜けていたわけではないだろうし、私だって今、とてもじゃないけど「肩の力が抜けていい感じ」になれる自信は、ない。肩、つねにバリバリこりまくってますよ! 肩肘はりまくってるからな!


 ただ、たぶんいくつかコツのようなものはあって、ひとつは「自分のイメージを限定しないこと」じゃないかと思う。夏木マリは「カッコいい」「いい女」というイメージに縛られすぎているのではないでしょうか。私の目が単にそういうふうに彼女を「縛って見ている」だけかもしれないけど。夏木マリプロデュースのうどん屋さんはおいしくて好きです。「つるとんたん」ね。


 加賀まりこの今の文章は、とても柔軟で素敵ですよ。サラッと読めるので、電車のお供などにどうぞ。