『べしゃり暮らし』8巻

★おしゃれカフェで男泣き……。『べしゃり暮らし』8巻、出ましたね。家に帰るまで我慢できず、途中カフェで読んだんですが(テーブルの上にこの表紙が似合わないことこの上ないですね。エコを考えてカバーを拒否したのが裏目に!)、もうダメ……。奥まった席だったからこっそり涙をぬぐったよ。今回は、7巻の最後に出てきたねずみ花火のエピソード中心に物語が進んでいきます。MCフラワーかっこいい! 子安の出番が少なかったのがちょっとさみしかったかな。


 まとめて一気に読むのが好きなので、一巻だけだともの足りなく感じることが多いんですが『べしゃり暮らし』はいつも一巻の内容が濃くて、新しいのが出てるとものすごく嬉しい。今回も良かったなぁ……。そしてまたしびれるのが、カバーの折り込みのところに書かれた作者のことば。


「僕は常に最新作を一番見てほしいし、代表作だという自信があります。何かで僕が紹介される時、今の作品を差し置いて、いつまでも過去のタイトルを冠につけて紹介されるのが悔しくてたまりません。(中略)でも、そういう紹介の仕方をされてしまうという事は、今の作品がまだまだ評価に値しないという事なのだと受け止め、もっともっと頑張らねばと思うのです」


 カーッ!(わかりにくい擬音だが、また泣いている) どんだけ謙虚で、どんだけ貪欲なんだ! 森田先生、『べしゃり暮らし』最高だって! 帯の裏に『ROOKIES』の映画の告知が出てようが、それはそれ、これはこれだよ。このすごい物語が完結するときには、帯に松本人志のコメント載るよ。賭けてもいい。それぐらいのことには絶対になる。このお話、きっと、長くなるでしょう。私はこれをこの先何年も読めるんだと思ったら、それだけで生きてるのが嬉しいくらいだよ。


べしゃり暮らし』について、前に書いたエントリ貼っておきますね。
http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20081022