★なんだか、自分の人生って半分くらい、もしくはそれ以上、夢の中にいるみたいだ。夢のように最高楽しい! とかってことじゃなくて、こないだまで普通に日常生活をしっかりこなしてたのがうそみたいにぼんやりしまくっていたり、いまの生活がうそみたいに思えることがある。


都庁に用事があって夕方行って、青いかんじの夜がきて、帰りにNSビルのタリーズですっぴんてかてかのおでこを窓に映しながらソイラテなぞ飲んでいると、これからどこかに帰ることなんて忘れてしまいそうになる。


旅で異様な解放感を感じるのは、この「夢みたい感」に関係があるのかもしれないね。旅先のわたしはその土地に帰る家を持たない。