『眠れる惑星』陽気婢

★メンズサイゾーに『眠れる惑星』(陽気婢)のマンガ評書きました。
http://www.menscyzo.com/2009/07/3_1.html



 陽気婢先生が好きすぎてちょっとテンションおかしいです。


 「好き」にもいろいろあって、「すばらしい! これはもっと万人に知られるべきだ!」とか、「もっと評価されるべきだ!」という思いが湧いてくるときもありますし、陽気婢先生について、そういう気持ちはないわけでもない。けれど、それよりも「誰が何と言ってもかまわない。誰かが否定してもかまわない。私はこのマンガが好きで、これは私の心の宝ものだ」と思うような感じの「好き」があって、陽気婢先生の作品に対する「好き」は、そういう「好き」です。心の横にぴたりと作品がはりついていて、つらいときに寄り添ってくれるような、そういう作品です。


 「評価されてない」わけじゃなくて、たぶん知っている人はとっくに昔からみんな、陽気婢先生の良さ、すばらしさを知っているのでしょう。でもその気持ちは、自分の中だけに大事にとっておきたい種類のものであったりして、とくに声高に「いいからみんな読め!」「もっと評価しろ!」と言う気持ちになれないという感じなんじゃないかな、と勝手に想像してみました。