夏の計画

★先日友達から「派遣切りされました。でも貯金はたいてフジロックだけは行こうと思います。もう働きたくないですよ〜」というかわいい&かわいそうなメールが! 「もう働きたくないですよ〜」って、派遣切り問題についての言葉の中でいちばん共感できる言葉だなぁ。


 私は毎年「遠い」「しんどそう」「めんどくさい」という理由でフジは避けてたんですが(初年度と二回目に行ってるんですよ。初年度は二日目が中止になるほどハードだったのでちょっとトラウマです。こっちも山でのフェスがどんなものか全然わかってなくて、防寒や防水への構えが甘かったしね。今は全然楽しいって聞いてるけど)今年、GONGが出るんだね。


 去年メタモルフォーゼに初めて行ってすごい良かったので、今年も好きな人が出るなら行きたいな〜と思ってたんですが、WIREが今年はないんじゃないかという噂があったりメタモが9月だったりして、もう一個ぐらいなんか行きたいな〜と思ってたところにフジ×GONG。なんなんだそれ。もうちょっとしたらもっとビッグネームな人たちが発表されるでしょうが、うーん……。


 「フェスが苦手」な理由を挙げると、「アウトドアなので装備が大変」「体力に自信ない」ってことがあるんですが、大丈夫かなぁ。去年突発的にメタモに行くのを決めたときも「えっと、まず……服がない!」とかいう状態。夜は寒くなるのに、カジュアルなパーカーとかジャンパー的なものを一切持ってなくてさ……。あとレインコートに懐中電灯、イスとかテントとか要るの!? そこまで買えないよ〜って軽くパニックに。あと肩からかけて手ぶらになれるバッグとかも持ってない……(ものすごくカジュアルにうとい)。チケット+交通費でただでさえ「フェスは高い」ってイメージに「装備にものすごくお金かかる」イメージが加算されてて、敷居が高かったです。


 けど去年は結局、パーカーとレインコートとボディバッグ、懐中電灯を買っただけで済んだ。あとはありものでなんとかなったし、イスは友達が持って来てくれた。レインコートは使い捨てじゃないのを買っといたから今年も使えるし、スニーカー買うぐらいで済むかなぁ(去年はフラットシューズで強行突破。ちょっとあぶない)。友達に「エコバッグひとつで行った」という人もいることだし(私も大きな荷物はレコードバッグでなんとかしました)、なんとかなりそな気もする。


 非日常なところって、行っちゃえば楽しいんだけど、行く前はなんか迷うんですよね。「非日常」じゃなくて、ものすごい楽しいってことが日常と陸続きになってるみたいな生活をしたいものです。「アゲる」って言葉は下品、と言い切ってた宇川直宏の言葉が頭に浮かぶなぁ。