星野あかりってドスケベすぎると思うんですけど、どうですか皆さん。あのナマっちろいボディのどこにそんなスケベな本性が……。ちょっと注射でスケベさ抜いたろかと思うくらいスケベだと思うんですがどうですか。そして抜いたぶんをお目当ての人とか片思いの相手とかに注射したりしたらいいんじゃないかと思うんですがどうですか(どうですかじゃない!)。


★チョコレート好きの皆さんはご存知かと思いますが、日本で長年王座に君臨し続けたゴディバを、新宿伊勢丹にできたたった一店舗のみで王座から引きずりおろし、戴冠したチョコレート屋さんで、ジャン・ポール・エヴァンというお店があります。


 まぁ、一粒が300円ほどする、庶民には向かないお店ではあるのですが、今年の始め、友人から「エヴァンに、チーズの入ったチョコレートがあるらしい」と聞き、行ってみたところ、お店のお姉さんが「申し訳ありませんお客様。そのチョコレートは確かにエヴァンの商品なのですが、パリ本店のみのお取り扱いとなっておりまして、日本では取り扱っていないのです」と仰り、「あなたは召し上がったことは?」と聞いてみると「ええ、友人からフランスのお土産に貰ったことがあるんですが……。チーズの味もしっかりするんですけど、チョコレートの味もして……説明するのが難しいお味なんですが、どちらもお好きな方には、とてもおいしく感じられるのではないかと」などと仰るので、それは……と思っていたら、一緒にいた友人が「行くよ! フランス! 空輸してあげるから住所教えて」と言い残し、フランスに旅立ってしまい、見事空港からエヴァンのチョコレートが郵送されてきました。


 問題のチョコレートは2センチほどのキューブ型で、薄いチョコレートの皮の中にチーズが詰まっている。というものでチーズの種類は4種類。まぁ、私の味覚なんてたかが知れてますからそんなに違いなんてわからないんですけど、これは……うまい! よ! チョコレートの粒を唇から数センチの距離に近づけた瞬間からチーズの独特の匂いがフッと香ってきて、チーズ嫌いにはもう投げ捨てたくなるような品でしょうが、ハーゲンダッツの昔の、バスタブの中で男女がアイスクリームをすくって食べさせあう、というセックスの暗喩以外のなにものでもないセクシャルなCM(あんなものがお茶の間で流れていたんだなぁ……。今もシャネルの口紅のCMとか、なかなかなものが流れてますが)を思い出す、そういうチョコレートです。


 私が大金持ちになったら、チョコレートを指でつまんで、食べさせてくれる男の人。というのを雇いたいですね。指が太くて、ライカールトみたいな肌と目をしている、そういう男の人。体温が高くて、つまんだチョコレートが少し溶けて指についてしまうような人。私がチョコレートを食べない日は彼の仕事はお休みです。しかし、すごい欲求不満っぽい発言で自分でも引くな〜。三十路の欲求不満はちょっと、お見せすべきもんじゃないですね。あとブックマークで加野瀬さんに「ブログストーカー・吉田アミラブラブ日記」というタグをつけられたのもショックです……。ストーカーじゃないよ! ただの片思いですから!(←ものすごくストーカーっぽい言い訳) お、大金持ちになったら金の力で吉田さんを……。「こんなことするなんてひどい! 友達だと思ってたのに……」って泣く顔をハイビジョン撮影して、一日中大画面でリピートして楽しみたいです。好きな女に対してはドSという自分の本性を今はじめて発見しました。発見したくもなかったけどな! あと「わたしのおにいちゃん」とかを作った天才造形師に吉田アミフィギュアを作らせたり……夢は広がるな〜。くそ〜、吉田アミの魔性のツンデレぶりが俺を狂わせる……(ストーカー特有の逆恨み)。


★あと、ビヨンセ観てきました。ビヨンセは、けだもののようにセクシーで、キュートでした。ビヨンセこそ、もとが良かったから美人、なのではなくて、美人になろうと思ってなった人だと思う。そしてデスチャメドレーにはしびれたね! あたらめて聴くと「インディペンデント・ウーマン」「サバイバー」の詞の、なんと痛烈なことよ。私は私が買った車を運転してて、この宝石も、時計も、全部自分のお金で買ったのよ、さぁ、自分の力で金を稼いで生きてる女たち、手を挙げて! というあの言葉を、そして、あなたが私の前から去って、私は前よりも強く、賢く、あなたなしで100万枚売った。私はあなたなしでも生きていける。どんな状況でも生き残ってトップに立ってやる、というあの言葉を、目の前で、自分の力で美しくなったビヨンセという人の口から聴くと、たとえそれが陳腐な言葉であっても、私は泣けるほど嬉しかった。


 ちょうどその時期に、NHKスペシャル松田聖子という生き方の特集をやっていて、私は松田聖子は世代的にもはまらず、歌もあまり好きじゃなくて、自分の憧れの人として彼女を想定することはなかったけど、私がビヨンセデスチャに本気で勇気づけられているように、松田聖子に本気で勇気づけられている人たちがいるのだということや、松田聖子の歩いてきた、すさまじくハードな道のり、というのが見えたのがとても面白かった。ぶりっ子とか言われてたから誰も気付かなかった自立した女。としての松田聖子にスポットをあてたいい番組でした。私はほぼこのNスペのために受信料払ってますね。