パンティVSショーツ

★女子力コンプレックス病の女子、および「モテない(けどモテたい)」と日夜煩悶している女子(主に俺のことだよ)がハマりやすい三大趣味が、下着、香水、コスメである、ということはみなさんご存知でしょうか。「えーでもすっごい女っぽい人とかモテてる人とかも下着とか香水とかコスメとかハマってたりするじゃん、レディメイドはせべ社長も下着と香水好きって書いてたし……」という反論が聞こえてきますが、そうなの! 女っぽい趣味だから「これを攻略すれば、私も女っぽくなれるかも……」と思ってハマるんですよ。そしてお金がなくてもなぜか下着や香水や化粧品だけはわりといいお値段のものを買っちゃったりして、それで何らかのお色気がアップすると信じてたりしたんですけど、あるとき気心の知れた男性に聞いたところ「え〜! 最初にお金かけるのは服でしょ? メイクはわかるけど、とりあえず服がボロかったりしたら、まず下着を見せるようなことになんないんじゃないの?」と言われ、ぎゃっと思って、普段着用できないようなハデすぎる下着(踊り子さんですか? みたいなもの)や、つけきれない香水などを買うのはちょっと考えるようにしてたんですが……。来ましたね! 今期もアンアンのセックス特集! リリー・フランキーがまた言ってますよ! 「エロい下着をつければセクシーな女になれる。Tバックなら細けりゃ細いほどいいし、ブラにパッドなんて必要ない」! 「女子の生きざま」でガンガン目から鱗を落としてくれた人なだけあって、リリーの言うことには逆らえない私ですから、もう今すぐにでも伊勢丹下着フロア「マ・ランジェリー」に駆け込んで「いちばんちっちゃいパンツください!」と言いたい気分です。


 カンパニー松尾さんも「あ〜こんなちっちゃいパンツはいて〜、やらしい、スケベ〜、何でこんなのはいてんの? ねぇ、ねぇ〜(ペチッ←お尻を叩く音)」とかよくビデオの中で言ってるので、パンツはちっちゃい方がいいというのは鉄則なんでしょうか。とりあえず「より感じやすい体になるために」というページに書いてある「尾骨モゾモゾ座り」や「ひざコゾコゾ体操」をするよりは、新しい下着を買ったほうがセクシーになれそうな気がしてきました。そして豊川悦司のエロティックノベル朗読CDが恥ずかしくてまだ聴けません。ちょっと好きなんですよね、豊川悦司。万が一聴いて欲情したらと思うと、別に誰も見てないのになんとなく恥ずかしい……。そして土屋アンナのグラビアどうなの? ハッピーなイメージもエロいイメージもないんだけど……。しびれるほどフェティッシュでもないし、中途半端かなぁ。でもなんだかんだ言っても必ず買ってスミからスミまで熟読している私はいいお客さんだなぁと思いました。ドルショック先生が登場しててかっこよくオナニーを語ってましたよ!


 ちなみに私の敬愛するエロ雑誌「ザ・ベストMAGAZINE special」8月号の付録がなんとパンティです。創刊以来パンティという言葉をなにかの呪文のように執拗に使い続け、企画もOL一週間パンティとかパンティのシミ分析とか女性器の一生とか、とにかくパンティと局部とパンストだけをテーマに、マンネリなはずなのにすさまじい勢いのある業界一おそろしい雑誌です。そんなベストspecialが満を持して、ついに雑誌の命であるパンティを付録に……。爆笑しながら感無量って感じですが、白、ピンク、ブルーのどれかがついてますよ〜。私は白でした。ブルーがよかったな〜(意外とカワイイ)。とみなさんも買って一喜一憂してください! ちなみに付録にありがちなゴワゴワした感じは全然なくて、伸縮性があってよくクイコミそうな、そして陰毛がスケそうな、ベストspecialイズムが随所にあらわれた恥ずかしいパンティです。セクシーからは遠いような気がしますが、なんかエロいことだけは確かだよ! ぜひお試しあれ!