mamiamamiya2008-10-17

吉田アミつんの家に遊びに行ってそのまま寝てしまい、泊まる夢を見てしまった……! なんか夜中に遊びに行ったら(現実では家に行ったことなんてないです)召使い(執事?)みたいな人が家に入れてくれて、ソファにもたれてそのまま寝ちゃって、目が覚めたら6〜7人の人がめいめい好きなことをやってて(テラスでお茶を飲んだり、何かの作品を作っていたり)アミつんが起きた俺に朝ご飯を持ってきてくれるという内容でした。夢を見ただけなのにこんなに罪悪感を感じたことは初めてですよ! しかもいやらしい夢ではないのに……。アミつんの家は外国みたいでした。←このへんアンアンのインテリア特集とかが混ざってる。そしてこんな夢を見たのはたぶんゆうべの飲み会で「もしアミさんの方から迫られたら迫られたら雨宮さんはどうするんですか?」とか変なことを聞かれたせいだと思います(飲み会の席に『エクス・ポ』読者の方がいたのです)。ま、正夢になったらいいな……。


★そしてその飲み会で「清原が一夜を共にしてくれるなら50万まで出す!」と言ったところ、「ソープで働けばいいじゃないですか! すぐ会えますよ!」と言われ、強烈な既視感に襲われました。こ、これってもしかして……『試みの地平線』(ホットドッグプレスの悩み相談。講談社文庫より発売中)北方健三の「ソープへ行け!」男女逆バージョン!


 ちなみにこの『試みの地平線』、学生時代によく立ち読みしていたのですが、本当に勇気づけられましたね〜。「女にモテない。童貞だ。しかも引きこもり気味で働いてないのでソープにも行けません」という悩みに「肉体労働でも何でもいいから選り好みせず働いて金作ってソープに行け! ソープに行って女を教えてもらえ。働けば外に出るし、いろんな女を見るだろう。女を見ろ。観察しろ。そして片っ端から声をかけてみろ!」とか答えていて、泣きそうになったことがある。北方先生の「ソープへ行け!」はあまりにも有名だけど、「自分の世界から外に出ろ! その手で世界に触れろ!」と言われているようで、一時北方先生にかぶれて起き抜けにバーボン飲むようなハードボイルド小説を読んだりしたこともありました。「他人と触れ合う前に、何を勝手に自分で自分の限界を決めてるんだ! ばかものが!」と言われているようだよね、今思えば。「自分の感受性くらい」の茨木のり子の詩に近いというか、自分の世界の扉ぐらい、自分で開け、そして世界をちゃんとその目で見ろよ、という、たまらなく優しいエールだったと思う。言葉は「ソープへ行け!」ばっかりなんだけど、あれは最高の悩み相談だったと思います。


 そして「アミ&まみお悩み相談室」が掲載の『エクス・ポ』6号ももうすぐ出ますよ〜(スムーズに宣伝)。隔月で6号、つまり一年やったということで、『エクス・ポ』は第一期終了するとのことです。第一期、ということは第二期、があるわけで、楽しみですね。


★そしてさらにその飲み会で「雨宮さんって稼ぎが悪そう」「貧乏そう」「上物(洋服など)にはお金かけてそうだけど家ではボロボロのパジャマとか着てそう」と、さんざんな言われようでした。最近自炊とかしてるのもなんかちょっとアレだよね。今日食べたもののメニューとか言いそうになったけど、野菜中心にしてるから言うと「いいもの(肉とか)食ってない=貧乏」という印象を与えそうです。ちょっと玄米とか食べてロハスのつもりだったのに、「ロハス」と「貧乏」を分けるのは本人が放つオーラの差だという厳しい現実を直視させられました。余裕ありそうな人がやってればロハス。そうでなければただの貧乏……。ロハスオーラが欲しいよ!


※追記 エクス・ポ最終号、発売されました。ご購入は書店およびヘッズのオンラインショップでどうぞ。http://www.faderbyheadz.com/onlineshop/shop_index.html