『男優1グランプリ』

mamiamamiya2009-01-16

★ようやくイベントラッシュが終わり「……あんた、本職いったい何なの?」と友達に皮肉を言われなくてもよい身分になりました。各イベントにご来場のみなさん、ありがとうございました。どれも非常に楽しかったです。DJ初心者なのに慣れてるっぽく見せるコツはゴツいサングラスをかけること、という方法もおぼえました。初心者のみなさん、真似していいですよ。


★しかし最近、洋服屋で中田がかかってる率といったらスゴイですね〜。特にミロードとかルミネエストあたりでピコピコいってんな〜と思ったらたいがいヤスタカ中田。しかもPerfumeじゃなくてMEGかcapsule。そこに微妙なプライドを感じるような気がするようなしないような。


★そしてすっかりお知らせを忘れてましたが今発売中の『ビデオメイトDeLUX』に「検証・まり子再考」という、Gカップまり子さんについての文章を書いてます。


 そしてもうとっくの昔に発売になってますが『SMネット』にAV女優の千沙さんのインタビューを書いてます。この千沙さんは、ハマジム平野勝之監督が撮った『淑女・千紗』(誤字ではなく、タイトルはこっちの字なのです)の千沙さんです。いや〜、すごい人でした。特濃! という感じ。男子校の前に車を停めてナンパする話など、興味深い話がいろいろ載ってます。連載コラムも載ってます。今回は「セックスはどの瞬間から始まるのか?」について。


 そしてこれ、お知らせするの忘れてる間に新しい号が出ちゃいましたね……。前号の『STUDIO VOICE』のおもちゃ特集に、おとなのオモチャについて書いてたのですが……。読みたい方はバックナンバーをお買い求めください。すみません。


★先日、『男優1グランプリ』(サバス掘中監督/ROOKIEよりたぶん数ヶ月後に発売予定)というAVの撮影に、審査員として参加してきました。すごかった!


 戦う男優さんは6人で、ベテランまでいかない中堅クラスの男優さんたちで、まぁこれがすんごい(私にとっては)豪華な顔ぶれ! 黒田将棯さん、森林原人さん、黒沢さん、しみけんさん、イエーイ高嶋さん、南佳也さんの6人。もともと大好きな男優さんがこの中に3人いるんですが「審査はえこひいきなく厳正にお願いします!」と言われたので、厳正におこないました。というか、厳正におこなうしかできないハイレベルな戦いでした。


 「AV男優」というと、多くの人が「誰とでも、いつでもセックスできるのがすごい」「セックスが強いのがすごい」とか、そういう部分を「すごい」と思ってるでしょうが、それは男優になるための最低条件です。「いい男優」というのは、それらの条件は当たり前のようにクリアした上で「魅せる」んです。監督が欲しいであろう画、見てる人たちが見たいであろう女優のポーズをしっかり抜け目なく作り、感じさせて「見せ場」を作る。女優をソノ気にさせて感じさせ、その間にカメラにどこが映るのか全部考えている、そのすさまじい「技」の競演には本当に感動しました。できあがったAVだけ見ていると、どこまでが監督の指示でどこからが男優さんの技なのかわかりにくいのですが、今回は監督の指示がないわけで、それでここまでのものを見せられると、あらためて「いい男優」の実力と作品への貢献度を肌で感じました。「デキる男優」が「いいセックス」を作っているんだ、とひしひしと感じて「これだけは負けねえ!」という気合いも感じて、「男の戦い」にほんとしびれました。


 普段、あまり注目されることの少ない男優さんが、陰で支えているものの重みを感じ、女優さんと違ってがんばったからってギャラが10万単位で変わってくることもないのに手を抜かないプロ意識の凄さ、そして何よりその「魅せるセックス」のパーフェクトな映像に感動し、たぶん面白い企画なのに帰りにはまるでどっちにも勝たせてあげたい高校野球の決勝を見たような気分になって、思わず雲にけぶる夜空の月を見上げてしまいましたよ……。


 そして初めてモザイクなしで見た黒沢さんのアレの色と形のエグさがちょっといやらしすぎて目を閉じるとまぶたの裏に浮かんできてしまいます。ひ、一目惚れ……? 黒沢モデルのバイブが出たら絶対買うな〜。男優1グランプリは、どこかのおもちゃ屋さんと手を組んで、人気男優さんモデルのバイブを出すことにしたらどうでしょうか。ニセモノならモザイクなしでもバッチリ見れる! ただ、男優1グランプリは決してそのアレの性能をアレするものではないので(きれいごとじゃなく、アレのデカさや性能だけじゃ絶対勝てない勝負です)あんま意味ないかもですが……。ただ自分が味見したいだけっていう私欲ですよね、すみません……。